初手で「予約のバグ」に遭遇?謎の2,980円と不親切なレスポンス
WEB予約後の不穏な電話対応
予約完了後に受信したメール、予約画面には「★都度払い初回2,980円」の文字。
通常、カウンセリングは無料が相場だが、RBLは違うのか? 数分後にかかってきた折り返し電話に出ると、相手は若い女性スタッフ。
予約日時の確認後、費用について質問すると「初回は皆さんカウンセリングだけです」「2,980円はキャンペーン価格です」と、なんとも要領を得ない。
当日契約の意思がないことを伝える隙すら与えられないまま電話は切れた。帝王の城、初手から波乱の予感である。
まあ2,980円が掛かるのであれば支払おうではないか。その価値があるか忖度なく検証しよう。
今回もせっかちなみなさんのために、検証結果を先に共有しよう。
【検証結果】RBL 甲府昭和店のプランと見積もり
| 潜入店舗 | RBL 甲府昭和店 |
| スタッフ構成 | 女性メイン(親しみやすく、かつプロフェッショナル) |
| 駐車場 | あり(隣接の「ラココ」と共用。形状に注意) |
| 有力プラン1 | 640,000円(全身10回) |
| 有力プラン2 | 840,000円(全身15回) |
| 特筆すべき点 | SHR方式で痛みが極小。白髪とも戦える(条件付き) |
| 私の決断 | 保留(他店・医療脱毛・家庭用と絶賛比較中) |
総評
特に評価したいのは、他店が「仕様外」として切り捨てる**「白髪」に対し、回数と出力を投入すれば戦える**という可能性を提示した点。
これは、将来の自分と介護者への責任――介護脱毛という要件定義を重視する我々中年層にとって、唯一無二の希望だ。
コスト面では他店に対しやや劣勢だが、痛みの少なさと「白髪対応」というバックアップ体制(保守)を考えれば、検討の価値は十分にある。
【現場検証】路面店の使い勝手と、隣の「かつ屋さん」への懺悔
当日、私は店舗へ向かった。しかし、ここでも「駐車場がどこか分からない」というトラブルに遭遇する。
駐車場探しという初歩的なミス
予約10分前。焦った私は、一時的にすぐ隣の「かつ屋」のスペースを拝借してしまった。

▲「かつ屋」からのアングル。ご覧の通り、目と鼻の先である。かつ屋さん、次は必ずカツ丼を注文するので、この日の無礼を許してほしい。

▲「脱毛サロン la coco(ラココ)」の駐車場が利用可能だ。 経営母体が同じゆえの運用だが、区画によっては少々タイトなので、大型のSUVなどで向かう際は注意が必要だ。

▲店舗の入り口のすぐ目の前にも駐車スペースが確保されている。 「帝王の城」へ最短距離でアクセスしたいなら、ここを狙うのが良いだろう。

▲店舗の入り口。いざ 「帝王の城」へ。
店内の質感と、期待した「RBLガール」の不在
店内は清潔だが、どこか居抜き店舗のような落ち着かなさがある。
そして何より、期待していた「RBLガール(高嶺の花)」の姿はない。出迎えてくれたのは親しみやすい女性スタッフたち。
期待していた「非日常」ではなく、標準的な「脱毛サロン」であったことに、少しの安堵と一抹の寂しさを覚えたのはバツイチ男の悲哀だろうか。
【技術査定】SHR方式は「剛毛おじさん」の救世主か?
カウンセリングルームで私は、RBLの基幹技術である「SHR方式」の説明を受けた。
SHR vs IPL。何が正しいのか分からない技術論争
他サロンでは「男性の濃い毛には効果が薄い」と言われがちなSHR方式だが、彼女たちの主張は真逆だった。
「他社で主流のIPL方式は持続性が低く、数年で毛が再生するが、SHRは持続性が高い」という。 もはや、どの情報が正しいのか分からない。
脱毛業界の技術論争は、複雑怪奇だ。ただ、彼女は自分の実体験を交え、SHRでの減毛効果を熱心に語ってくれた。その熱量は、他での噂とは違う説得力があった。
日焼け肌でも大丈夫。外で戦う男たちへの朗報

驚きだったのは、「日焼けしていても大丈夫」という話だ。
一般的な脱毛(IPL方式)は、毛の黒い色に反応して熱をぶち込むのが当たり前だった。
だから、肌が黒いと火傷の危険があるとして断られてしまう。外で働く男や、趣味を楽しむ男にとって、これは大きな壁だった。
しかし、RBLのやり方は違う。 黒い色を狙い撃つのではなく、毛を包んでいる組織全体にじわじわと熱を溜めていく。だから肌の色に関係なく安全に処理できるし、痛みも格段に抑えられているのだという。
地味だが確実な進化に、私の心は少し動かされた。
・・・だが私はインドアであり色白なのだ。
他店にはない「白髪もターゲット」という新事実
私が今回のカウンセリングで最も注視していたのが「白髪」だ。 これについては、これまでの常識を覆す答えが返ってきた。
「白髪にも、多少は効果があります」
一般的に、光脱毛は黒い色に反応するため、白髪は「無視」されるのが業界のルールだ。
しかし、SHR方式は毛を生やす司令塔(バルジ領域)を直接狙うため、白髪に対しても全くの無力ではないという。

ただし、これには「厳しい前提条件」がある。
もちろん、魔法のような話ではない。白髪を攻略するには、二つの高いハードルを越える必要がある。
- 圧倒的な回数: 黒い毛に比べて、反応効率が極端に低いため、かなりの長期戦を覚悟しなければならない。
- 出力を上げた「高出力戦」: 反応の悪い白髪に熱を届けるには、高出力での照射が必要との事。
また、お姉さんの説明によれば、高出力で白髪を狙い打つ際、近くに「黒い毛」が残っていると、その色素が過剰に反応してしまい、激しい痛みを伴うという。
つまり、白髪を安全に、かつ効率的に処理するためには、まず「黒い毛」を完全に駆逐しておくことが、絶対的な実行条件(前提条件)となる。
「介護脱毛」という納期に間に合わせるために
我々の人生において、白髪は確実に増え続けている。将来介護してくれる心優しい美女たちに、余計な負担をかけないための「介護脱毛」。
そのプロジェクトを完遂するためには、黒い毛が「鍵」となってくれている今のうちに、まずは黒いターゲットを殲滅させねばならない。
白髪が増えきってからでは、超長期戦(SHR方式)もしくは激痛(ニードル脱毛)との戦いになる。やはり、この戦いに残された猶予(納期)は、それほど長くはないのだ。
【価格交渉】当日限定のキャンペーンと、論理的なお断り
一通りのレクチャーが終わり、料金提示のフェーズへ。案の定「本日限定のキャンペーン価格」が提示された。
私が独自に入手した極秘資料をご覧いただこう。

▲各プランの見積り。初回限定のキャンペーン価格となっている。
全身をそれなりに綺麗にしたいなら、全身15回+髭5回(89.4万円)のプランが安全だろうか。
他のサロンと比較する場合は、全身10回(64万円)もしくは、全身15回(84万円)で1回あたりの価格で比べるといいだろう。

▲会員向けの追加で施術する際のプラン。RBLではチケット制となっている。
プランにより支給されるチケットの枚数が異なる。施術する部位により、使用するチケットの枚数が異なるとの事。

▲各部位を施術する際のチケット消費の詳細資料。
身体の部位によりSパーツ(チケット1枚消費)、Lパーツ(2枚消費)、Xパーツ(3枚消費)に分かれる。
「自分で選びたい」私の意地
料金システムはすべて明確になった。
だが、私はその場で契約することはしなかった。 他のサロンやクリニックと比較し、納得した上で答えを出したい。それが私の性分だ。
「一度持ち帰り、他と比較させてほしい。数ある選択肢の中から、自分で選びたいんです。」
正直にそう伝えて、その日の契約は丁重にお断りした。
強引なクロージング(追い込み)があるという噂も聞いていたので少々身構えていたが、彼女の対応は意外なほど柔軟だった。
「今月中にご連絡をいただけるなら、今日の特別価格でいけるよう調整しますね」と、こちらの立場を尊重した提案までしてくれたのだ。
結局、懸念していた2,980円の請求も発生せず、終始プロフェッショナルな対応に触れ、清々しい気持ちで店を後にすることができた。
まとめ:RBLという選択肢。ここで幸せになれるのはこんな人
噂とは裏腹に、非常に感じの良いスタッフに恵まれ、有意義な時間を過ごせた。
私の現地調査の結果、RBLは以下のような悩みを持つ人にとって、間違いなく有力な候補になるだろう。
- 痛みに弱いという自覚がある人: SHR方式は、痛みのハードルを劇的に下げている。
- 白髪が混じり始め、絶望している人: 黒い毛を先に駆逐する必要はあるが、白髪へのアプローチを明言している点は心強い。
- 日焼け肌、または地黒の肌質の人: 他のサロンで断られてきた男にとって、ここは最後の砦になる。
サロンへの通うのか、家庭用脱毛器の導入か
今回も、選択は保留だ。
提示された金額を、一生の身だしなみを管理する「設備投資」と見るか、それとも「高い」と切り捨てるか。家庭用マシンでの「自力解決」という選択肢も含め、もう少し吟味が必要だ。
私の居住エリアの主要なサロン調査は完了だ。次は「医療」の領域に踏み込む事にしよう。
私が次なるターゲットに定めたのは、『湘南美容外科(SBC)甲府院』だ。
もはや自分が本当に通う場所を探しているのか、それとも潜入調査そのものを楽しんでいるのか、目的を見失いかけている気がするが、まあいいだろう。
エステ脱毛とは一線を画す「医療レーザー」の威力は、39歳オジの剛毛にどう作用するのか。私のフィールドワークは、まだ終わらない。


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